【FC東京】移籍初ゴール木本17年以来のゴール 攻守で勝利の立役者に

2022-7-18

思わぬ伏兵が、決勝ゴールを挙げた。5年ぶりの歓喜の瞬間だった。開始4分、右サイドの直接FKをバングーナガンデが蹴り込むと、相手DFのクリアボールに木本恭生が素早く反応した。

FC東京】移籍初ゴール木本17年以来のゴール 攻守で勝利の立役者に:中日スポーツ・東京中日スポーツ

「セットプレーで相手が触って(ボールが)宙に浮いていた。強くいこうとしたらうまくボールにいけた」  そう振り返ったように、先に落下点に入った木本が相手GKに競り勝つと、ボールはゴールへと吸い込まれていった。これがC大阪時代の2017年以来となるうれしい移籍後初ゴールとなった。

その後、同14分には相手のパスミスを奪った渡辺が追加点を決めてリードを広げた。

FC東京、木本が移籍後初ゴール「強く行ったらいい形で点が取れた」 - サンスポ

試合は2―0で勝利を挙げたが、後半は押し込まれる時間帯も長かった。それでも、体を張って完封した木本は「前半はボールを持ちながら時間をつくれた。急がず、ボールを大事にしながら休めることもできていた。後半もそれを続けられれば良かったが、疲れもあってイージーなミスで相手にボールを渡してしまった」と、反省も忘れなかった。この日は、背番号30が攻守で勝利の立役者となった。

FC東京・安部が全体練習復帰「離脱前より強度高いプレーをしたい」

2022-7-14

負傷離脱していたFC東京のMF安部柊斗(24)が13日、全体練習に合流した。

安部は6月26日の鳥栖戦で右ふくらはぎ肉離れを発症し、全治3週間と診断され戦線を離脱した。治療、リハビリを続け、1週間ほどでランニングを再開。この日から全体練習に参加した。

FC東京・安部が全体練習復帰「離脱前より強度高いプレーをしたい」(スポニチアネックス) - goo ニュース

対人プレーやシュート練習など全てのメニューを消化した安部は「3週間と言われていたので、思ったより回復が早くて良かった。(練習後も)違和感も痛みもない」と明るい表情で話した。

FC東京】全体練習再開。安部柊斗「みんな元気そうで雰囲気もよかった」 - サッカーマガジンWEB

自身が欠場したリーグ戦3試合をスタンドなどで観戦。松木が飛び出した後にスペースができること、レアンドロやディエゴ・オリヴェイラへのサポートが少ないことなど、新たな気づきもあった。

次戦は17日の磐田戦。「磐田戦に合わせてリハビリもやってきて、出場できるところまで来ている。離脱する前よりもインテンシティーを高く、強度を高く、チームに影響を与えられるプレーをしたい」と出場に意欲を示した。

「試合展開に大きな影響を及ぼした」 FC東京アルベル監督、浦和戦完敗に嘆き 「ミスから失点が生まれて残念」

2022-7-13

「ロベカルみたい」FC東京・松木玖生の鋭い“ブレ球”直接FKに脚光!「すごい変化してる」

2022-7-11

19歳の俊英が大器の片鱗を見せつけた。

FC東京は7月10日、J1第21節で浦和レッズとアウェーで対戦し、0-3の完敗を喫した。攻撃面で課題を残す結果となったなかで、高卒ルーキーMF松木玖生の“一撃”にスタンドはどよめいた。

38分、ゴールからやや距離がある正面の位置でFKを獲得。キッカーを務めたのが松木だ。助走から自慢の左足を振りぬくと、放たれたボールには鋭いシュート回転がかかり、ゴールポストに直撃した。

この試合の完封で通算GK無失点試合数ランキング単独1位に立った浦和の西川周作が、ほとんど反応できないほどのシュート。試合を中継したDAZNで解説を務めていた元日本代表FWの柱谷幸一氏は、思わず「いや、凄い」とうなった。柱谷氏は以下のように解説した。

「左足で少し切るような蹴り方で、ボールの芯をしっかりとらえているので、少しブレ球に近い形で外に切れていくようなボールだった」「よく曲がった。正面に行きそうなボールだったけど、最終的にポストに当たった」

DAZNの公式ツイッターが「松木玖生が狙った」と題して松木のFK動画をアップロード。「これは凄かったなぁ」「すごい変化してるな」「これはえぐかった」「キックのブレ方とか性格とか、かなりケイスケホンダを感じる」「ほんとにこれはビビった」「ロベカルみたい」「いやーしびれた」といった声が上がった。

ゴールという結果にこそつながらなかったものの、ファン・サポーターに強烈なインパクトを残す一発だった。

FC東京MF髙萩洋次郎、栃木へと期限付き移籍「本当に感謝しています」

2022-7-11

 FC東京に所属するMF髙萩洋次郎が栃木SCへ期限付き移籍することが決定した。11日、両クラブが発表している。なお、期限付き移籍期間は2023年1月31日までで、栃木での背番号は「8」に決まった。

髙萩は1986年生まれの現在35歳。サンフレッチェ広島ユース出身で、2003年にトップチームへ昇格した。2014シーズン終了後に広島を退団すると、オーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズ、韓国のFCソウルなどでプレーした後、2017年にFC東京へ完全移籍で加入した。長年主力として活躍してきたが、今シーズンはここまで明治安田生命J1リーグで3試合、JリーグYBCルヴァンカップで4試合の出場にとどまっていた。

期限付き移籍が決定した髙萩はFC東京のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「ファン・サポーターのみなさん5年半熱い応援をしていただきありがとうございました。この度、栃木SCに期限付き移籍をする決断をしました。みなさんとJリーグを優勝することができなかったのが心残りではありますが東京の選手としてプレーできたことを誇りに思いますし本当に感謝しています」

そして、加入する栃木のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。 「この度栃木SCに移籍してきました髙萩洋次郎です。全力で自分の力を100%出し切りチームの勝利のために戦いたいと思います。よろしくお願いします」

FC東京MF紺野和也、CKから左足ダイレクトボレー弾に「納得の1位」「鳥肌大興奮もの」と再脚光

2022-7-9

福岡戦で決めた左足のゴラッソが週間ベストゴールに

FC東京は7月6日にJ1リーグ戦第20節で北海道コンサドーレ札幌と対戦し、3-0で勝利した。7月2日に行われた19節のアビスパ福岡戦では2-2の引き分けとなったなか、Jリーグ公式ツイッターがこの試合のMF紺野和也の左足でのゴールシーンを「J1リーグ先週のTOP5ゴール」の1位として紹介している。

現在24歳の紺野は法政大を卒業後、2020年にFC東京へ加入。3年目の今季は右サイドを主戦場とし、これまでリーグ戦に17試合出場して2ゴール1アシストを記録している。

福岡戦で右ウイングの位置でスタメン出場した紺野は、1-1で迎えた後半17分、左足コーナーキック(CK)のこぼれ球をダイレクトでゴールネット左上に突き刺した。

Jリーグ公式ツイッターが紺野のゴールが含まれた「J1リーグ先週のTOP5ゴール」を公開すると、「あの左足シュートでご飯三杯いける」「鳥肌大興奮ものだった」「納得の1位」「しびれる」「自分で打ったかのように気持ちよかった」などコメントが寄せられている。

Jリーグ「STATS DATA」によると、紺野はドリブル数「42」、クロス数「35」とチーム2位の数値を記録。右サイドから積極的なドリブルやクロスからチームの攻撃を活性化させている。

映像ではそのほかに、今季Jリーグ復帰を果たしたガンバ大阪MF齊藤未月や横浜F・マリノスFWレオ・セアラらのゴールが紹介されている。

【神戸】今季初2連勝で最下位脱出!大迫勇也が劇的V弾「チームに迷惑をかけていたのうれしい」

2022-7-8

ヴィッセル神戸が2-1でホーム清水戦を制し、今季初の2連勝で最下位から17位に浮上した。痛恨ドローかと思われた後半終了間際、相手のクリアミスをFW大迫勇也(32)が、振り向きざまの左ダイレクトボレーで劇的決勝弾。5月14日鳥栖戦以来、今季15試合で2ゴール目が生まれた。

「チームに迷惑をかけていたので、大事な試合で点を取れてうれしい。シュートしか考えてなかった。入ってよかった」。脚の故障が完治せず、2試合連続のベンチスタート。出番は後半21分、清水に同点を許した直後だった。

今季4人目の吉田監督となり、新体制で2戦全勝となった。大迫は「サッカーは何本、パスをつないでも点を取らないと勝てない。ロングボールでも(自分が)競り勝てばチャンスになる。(2つを)併用しながら、強いチームになり(勝てば)自信がつく」と心がけ、制限のある出場時間の中で結果を出す。

「非常に頼もしい。けがの状況を見ながら、万全になれば先発も」と、吉田監督から称賛されたエースの半端ない決定力で、次節に対戦する16位磐田とは勝ち点2差に接近。神戸が底力を発揮し始めた。

 

梶浦勇輝とアルベル監督を迎えた声援「私の名前を叫んでくれた。しっかりと耳に届いた」

2022-7-8

この日の試合でも、両チームのサポーターは試合前から試合後まで応援を存分に楽しんでいた。東京側で簡単に例を挙げるならば、試合前の“マフラーを広げるだけではない”You“ll Never Walk Aloneも、試合中のチャントも、試合後の「シャー」も、全てが懐かしい光景であると同時に大きな楽しさを伴っていた。札幌サポーターも、完敗の内容になったため最後はブーイングで終わってしまったが、声援を送る体験は楽しかったはずだ。

声援の中で試合をすることが日本で指揮を執り始めたシーズン(2020年、アルビレックス新潟)の開幕戦以来となったアルベル監督は、試合後には場内を周った。スタンドにはカタルーニャの州旗が複数広げられ、ゴール裏から「アルベル・トーキョー!」と声援を受けた。

会見で「私の名前を叫んでくれた。しっかりと耳に届いた。うれしく思う」と感謝したカタランの指揮官は、声援があることについて「素晴らしい」に加えて「美しい」という言葉を使った。「声援があることこそがサッカーでありエンターテインメントだと思う」と語る彼は「今後も声援がある中で試合ができることを強く望んでいる」。その願いはJリーグに関わるほとんどの人が持っているものだろう。

■ルールの中で成果を上げることで、ルールを変える未来に近づける

この日のSTEP2を経て、JリーグはSTEP3(声出し可能エリアは市松模様、エリアの席数の上限はなし。※収容人数の50%まで)に進もうとしている。少しずつだが着実に前に進む、というイメージだ。

一度楽しさを知ってしまうと一気に元通りになることを望みたくなるが、Jリーグは実績を積み上げている途中だ、ということを忘れてはならない。今でも自治体ごとにイベント開催に対してコロナ対策用の要請やガイドラインの設定がされており、Jリーグはルールの中でエビデンスを積み上げて「その先にある、感染対策の方針自体を見直していただく働きかけ」(野々村芳和チェアマン)に繋げたい、という構図だ。  ルールの中で成果を上げることで、ルールを変える未来に近づける。制限から解放されて元に戻りたい、と思っているのは皆同じ。クラブやリーグも苦心している。存分に楽しんで熱を取り戻しつつ、目的達成に向かって全体で着実に歩みを進めることに協力もする、ということが全試合で成立することに期待したい。

FC東京、869日ぶり声援受け3発快勝…“初体験”松木「後押しされた」

2022-7-8

FC東京が869日ぶりの“声援”を力に4戦ぶりの勝利を挙げた。前半35分にFWレアンドロ、同49分にFWアダイウトンが、それぞれPKを決めて2点をリード。後半6分にもアダイウトンが追加点を挙げ、声出し応援の運営検証試合で3―0の快勝を収めた。

20年2月18日のACL・パース戦以来となるホームでの声援に、アルベル監督(54)は「これこそがサッカー。サポーターの熱い声援が我々に力を与えてくれた」と感謝した。

この日は両ゴール裏に声出し応援エリアを設置。ホーム側に約2000人、アウェー側に約1000人が詰めかけ、不織布マスクを着用した上でチャント(応援歌)を合唱した。プロ入り後初の声援を受けたMF松木は「アップ中でも声援があってびっくりした。サポーターの声援に後押しされた」と振り返った。

デビュー戦の18歳MF梶浦がフル出場するなど新戦力の活躍もあり、5月の鹿島戦以来4戦ぶりの勝利。熱狂が戻った味スタで大きな1勝を手にした。

【番記者の視点】バングーナガンデ佳史扶の覚悟…FC東京のSBの系譜を継ぐ男

2022-7-8

FC東京は、札幌を3―0で下し、4試合ぶりの勝利を挙げた。声出し応援の運営検証試合で2年半ぶりに声援が戻った一戦で、U―21日本代表DFバングーナガンデ佳史扶(かしーふ、20)は、左サイドバック(SB)で後半42分までプレーした。

声の力が、自然と足を前に運ばせた。20年に下部組織からトップ昇格した佳史扶だが、直後にコロナ禍になってしまったため、味スタのピッチで声援を受けるのはこの日が初めてだった。「点を取った後の雰囲気とか初めての感覚でした。声援があると、イケイケムードになるというか、点を取る度にもっといってやろう、といつもより後押しされて新鮮でした」。ホームの声出しエリアに集まった約2000人の声を背に、左サイドを駆け上がり、チームの勝利に貢献した。

ガーナ人の父と日本人の母を持つ攻撃的なSBで、24年のパリ五輪でも活躍が期待されている。だが昨年9月1日のルヴァン杯準々決勝の札幌戦で、右膝外側半月板を損傷。全治6か月の診断を受けた。あれから10か月。くしくも札幌戦で先発のチャンスが巡ってきた。「去年僕がケガした時の相手なので、不思議な縁があると思います」と並々ならぬ思いで臨んでいた。

佳史扶がプレーするSBは、FC東京にとって特別なポジション。加地亮、徳永悠平、長友佑都、太田宏介、室屋成、そして今夏にポルトガル1部ギマラエスに期限付き移籍した小川諒也。多くの日本代表を輩出してきた。「僕もユースの時から、東京のトップでスタメンになれれば、日本代表になれると思ってやってきました。やっぱり、FC東京のSBでスタメンを取るには、代表レベルの選手じゃないといけないと思っています。まだまだ足りないですけど、そういう所にたどりつけるようにしたい」と先輩たちの系譜を継ぐ覚悟はできている。

左足のクロス精度や個人の仕掛けなど、攻撃性能は歴代の先輩たちにもひけをとらない。課題は自ら「山積みです」という守備。特に最近意識しているのはポジショニングで、「逆サイドにボールがある時のポジショニングが悪くて、出だしが遅れて、不利な状態から1対1が始まってしまっている」と分析している。コーチ陣と映像を見返して話し合ったり、センターバックの森重主将にもアドバイスを求め、改善しようと努めている。  この日も試合の序盤に相手に簡単にサイドを突破される場面があった。「立ち上がりに失点してもおかしくない軽い対応をしてしまった」と反省したが、時間が進むにつれて修正。後半は積極的に左サイドを駆け上がり、持ち味を発揮した。

ユース時代から目標にしてきた小川から、ポルトガルに旅立つ前に「佳史扶がいるから大丈夫だろ」と声を掛けられた。「本当に頼れる先輩でしたし、目標であり、超えなきゃいけない存在だとずっと思っていました。これから『FC東京には佳史扶がいるから大丈夫だったな』と言ってもらえるぐらいの活躍を、諒也くんにも、サポーターのみなさんにも見せていきたいと思います。諒也くんの言葉は裏切れないですから」。偉大な先輩たちがつないできたバトンが、いま20歳に託された。