2022-7-14
7月10日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EASTの第12節が開催され、横浜FCユース(神奈川)と横浜F・マリノスユース(神奈川)の一戦が行われた。試合は横浜F・マリノスユースが試合終了間際に勝ち越しゴールを奪い、3-2で横浜FCユースを下した。
この日のゲームで前半16分と試合終了間際にゴールを奪った横浜F・マリノスユースのFW内野航太郎は試合後、「チームとして前半はいい形だったんですけれども、後半はギアが落ちて相手にも2点取られたところだったので、自分はFWなので死ぬ気で点を取りに行きました。最後のゴールは佐藤寿人選手っぽい感じで。ここ一週間くらい佐藤寿人選手の動画を中心に見ていたので、そのおかげもあったのかなと思います」とコメント。
前半に2点を奪うも後半に2点を返される展開だったが「相手チームの前線は速くて推進力があると監督からも言われていました。前半はいい入りができたので、本来なら後半もそのまま行きたかったんですけど、後半は少し呑まれて引いてしまった感じになってしまいました」と反省点を口にした。
この日の2ゴールを加え、12節終了時点で12得点は暫定ながら得点ランキングのトップに立つ。「自分は起点を作ったり、ポストに入ったり、味方を使うという所も求められると思うんですけれども、やっぱり試合を決める点を取るというのが自分の強みだと思っています。まずそこありきで、他のこともできるようなスーパーなFWになりたいです。“エースと言ったら内野だよね”と言われるような選手にこれからなっていきたいと思っています」とストライカーとしての思いを話す。
12節を終え、川崎フロンターレU-18に次いで2位という結果については「ある程度得点は奪えているかもしれないですけど、突き詰めてみると青森山田戦や大宮アルディージャU18戦などは自分が相手に対策されて、背後をケアされてブロックを敷かれた時などに何もできなかったりということがありました。苦しい時にチームを救えるゴールを奪えるような選手に、違いを作れるように、これからなっていかなければいけないなと強く思っています」と前を見据える。
7月24日からはクラブユース選手権も開幕するが意気込みを聞くと「厳しい戦いになるのはわかっているんですけれども、マリノスユースのCFを背負っている立場として、結果を残してチームを日本一に導けるようなエースになりたいです」と力強く語った。