2022-7-12
浦和レッズは7月11日、フェイエノールトから獲得したオランダ人FWブライアン・リンセンの来日をツイッターで発表。ユニフォームを持った姿にサポーターは大きな盛り上がりを見せている。
■リンセン来日で臨戦態勢
6月27日に浦和への完全移籍加入が発表されていたリンセン。エールディビジで通算341試合に出場し、108ゴール47アシストの好成績を記録しているが、浦和はついにリンセンがチームのユニフォームを持った写真を公式ツイッターに投稿した。
すると、サポーターはこれに大興奮。「臨戦態勢です」や「期待しています」、「ともに闘いましょう!!」など、引用リツイートとリプライを合わせて600件以上のコメントが寄せられている。
7月16日に行われるJ1リーグ第22節の清水エスパルス戦から出場可能となるが、果たしてその日までに調整を完了させ、チームにフィットしてデビューを飾ることになるだろうか。
■新たな背番号9が復調を助けるか
そんなリンセンが選んだ背番号は9。これまで“ミスターレッズ”と呼ばれた福田正博や、現在も神奈川県社会人1部リーグで現役を続ける永井雄一郎が背負ってきた、浦和にとっては伝統のある数字だ。
福田は、同じく浦和のレジェンドである鈴木啓太のYouTubeチャンネルに出演した際、自身がJリーグ最多のVゴール数9回という記録を保持していることを持ち出し、「浦和の9番には勝負を決めるゴールを決めてもらいたい」とコメント。直後には「今は全くそれ(勝負強いイメージ)がない」と語っていた。
伝統のあるクラブで、伝統のある背番号を選んだリンセンは、果たして重圧をはねのけてチームの復調を助けられるか。