2022-7-14
今回招集された26人の中で最年少となったのが鈴木彩艶だ。190cm91kgという恵まれた体格を持つGKで、身体能力を活かしたダイナミックなセーブを武器としている。正確なロングフィードを蹴るのも特徴で、ハーフウェイ付近まで届くロングスローも持ち合わせる。
昨シーズンはリーグ戦でも出場機会を獲得し、東京五輪に臨むU-23日本代表メンバーにも滑り込んだ。しかし、リーグ戦で失点に繋がるミスを犯し、試合後に涙する一面も。その後は西川周作に正GKの座を譲り、今季もまだリーグ戦での出場がない。ただ、AFCチャンピオンズリーグで起用され、6月はAFC U-23アジアカップで素晴らしいパフォーマンスを見せている。
今大会のGK陣は22歳の大迫敬介、21歳の谷晃生、そして19歳の鈴木と若い顔ぶれとなった。現状では3番手と見られるが、権田修一らベテランが不在の中で出場機会は訪れるだろうか。